Employer contributions to your superannuation are compulsory under Australian law. We can provide advice on any issues you may face should your employer neglect to make contribution to your superannuation. Subsequently, you may wish to set up a Self-managed Super Fund. No matter, what the issue may be, our team can advise you on the relevant laws and regulations and provide you guidance on different legal issues.

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林由紀夫

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ティンロク・シェ

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税法

退職年金と相続計画

1991年に退職年金制度が導入されて以来、ほとんどのオーストラリア人は資産の一部として年金を保有するようになりました。ほとんどの場合、定年に近づくまでに、退職年金は通常、彼らの居住用の不動産財産以外の最大の資産になるでしょう。  若い世代は、キャリアをスタートしたばかりの頃、自分の為の退職年金や資産を蓄積する機会があまりなかったでしょう。ほとんどの若い人にとって相続とか遺言状などは考慮しないものです。 しかし、退職年金は若い世代を含むすべての年齢層にとって重要です。その理由は、ほとんどの退職年金は生命保険に連動するものです。退職年金に入る時、生命保険にも入る場合が殆んどです。若年成人が死亡した場合、生命保険からの退職年金死亡給付金(Superannuation Death Benefit)が退職年金残高を遥かに超えています。そして、その退職年金死亡給付金は死亡した若年成人が身内の為に残す最大の資産になります。 ほとんどの人は、退職年金死亡給付金は自動的に近親者に支払われると仮定します。しかし、法的拘束力のある受領人指定(Binding Death Benefit Nomination)しないと多くの場合、退職年金管理受託者(Trustee of the superannuation Fund)の退職年金管理会社が死亡給付金の支払いの裁量権を行使します。 1993年退職年金産業法(SIS法)では、退職年金死亡給付金は以下の通り支払うと定めてあります。 現在の配偶者; 故人の子供(現在の配偶者の子供を含む)。 故人との相互依存関係にある人(Interdependency Relationship) 故人の法定代理人(Legal Personal Representative)。 SIS法第10条は、故人との相互依存関係に有る人とは死の直前の期間に相互依存関係が存在する人と述べています。 密接な個人的な関係を持っています。 一緒に暮らしてる同居人。 一方または各々は、他方に財政的支援を提供する事。 一方またはそれぞれが、他方に家庭および個人的なケアを提供している事。 上記に関連して遺言状の作成をしてないまま死亡した18歳の男性に関するSuperannuation Complaints Tribunal, SCT)の実例を見ますと、彼は死亡する3か月前からガールフレンドの実家に住み込み同居し始め週70ドルを払ってきました。故人の死亡時に、故人は退職年金口座に蓄積された貯蓄額はわずか1,537ドルでした。しかし、生命保険のために、故人の退職年金からの死亡給付金は$131,437になってました。故人の退職年金管理基金の管財人は当初、故人の両親に死亡給付金額を支払うことを決定したが、故人のガールフレンドは、彼女が故人との相互関係にあることを示す苦情をSCTに提出しました。 裁判所は、故人の両親に死亡給付金の支払いを与えるという管財人の当初の決定を覆すことを決定し、彼が3ヶ月間一緒に住んでいたガールフレンドに131,437ドルを全額授与しました。 ほとんどの人にとって、これは不公平な決定のように思われるでしょうが、故人が彼の家から離れて住んでいたという事実と、退職年金産業法SIS法によってリストされたカテゴリのいずれかに分類されていないなどを理由に彼の両親は受領が資格が無いと指摘しました。拘束力のある死亡給付金の指名がないことと共に、SCTは、彼らがわずか3ヶ月間1つの屋根の下に住んでいたという事実にもかかわらず、ガールフレンドが故人の死亡時に「相互依存関係」の定義に適合する唯一の人物であることを指摘しました。 故人が彼の親族(この場合は両親)が彼の死亡給付金の受益者になることをもし望んでいたのなら彼は受領者を「法定代理人」を指名する遺言状の作成をしておくべきであります。